よくある質問

Q1. 筋肉が少ないから痛くなるのですか?
        もっと筋肉を鍛えて、筋力をつければよいのですか?

A1. 痛みが出るのは筋肉が少ないからではありません。運動をしている筋肉隆々のスポーツ選手でも、腰が痛くなったりいろんな部位が痛くなったりします。

 痛みは、筋肉の多い少ないの量によって左右されるのではなく、筋肉が部分的に硬くなって血流が悪くなった状態(筋硬結)によって痛みが引き起こされます。

 ですので痛みは、筋肉の量の問題ではなく、筋肉の状態が硬くなることによって出てきます。 

Q2. 姿勢が悪いから痛くなるのですか?骨が歪んでいるからですか?

A2. 背骨が曲がって猫背になったり、腰骨が曲がって出っ張ってくる原因は、筋肉にあります。筋肉の状態が変化して硬くなってくると、無意識に筋肉を伸ばそうとします。

 例えば猫背やストレートネックも、背中や首の筋肉が硬くなることによって痛みが出ないよう、無意識に筋肉を伸ばそうとして、背骨が曲がったり伸びたような状態になります(疼痛抑制姿勢)。

 そのような状態で頭の重みを斜めに支えようとする為に、さらに筋肉に負荷がかかって硬くなり、悪循環となってきます。

Q3. どのくらい通院が必要ですか?

A3. 症状の重さによって変わりますが、およそ急性の場合だと6回程度、慢性症状だと10~12回程度を目安として痛みが変化していくよう治療目標を立てています。        ( P10/10 一番強い痛み ⇒ P3/10 生活に支障のない痛み ) 

 ただし、”以前からその部分が痛む”など、慢性痛が潜んでる急性痛の場合や、発症から数年以上経過してる慢性痛、生活習慣での悪化要因(肥満、過度の飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足、運動不足)などがある場合は、血流改善に時間がかかるため、通院日数もかかる傾向にあります。

Q4. どのくらいの間隔で通院すれば良いですか?

A4. 日常生活や仕事に支障が出ないレベルまで回復するには、4~7日に1回程度の通院をお勧めします。

 日常生活に支障がない段階まで回復したら、良い状態を維持しながら、多少の負担にも身体が耐えられるよう、1~3週間に1回の通院をお勧めします。

Q5. どんな服装で行けばいいですか?

A5. 施術(マッサージ)を受けやすいよう、上はロングTシャツまたは薄手のトレーナー、下は長いジャージパンツのような服装が適しています。ジャージパンツは当院でも無料でお貸し出来ますので遠慮なくお申し出ください。

Q6. 治療後気を付けた方がいいことはありますか?

A6. 治療直後は血液循環等、代謝が良くなり組織も変化してますので、家に戻られたらできるだけ30~40分程度横になって静かに休んでいただくのがベストです。

 休むことによって、より治療効果が上がります。目を閉じてゆっくり休んでください。

Q7. 日常生活での注意点はありますか?

A7. どの疾患にも共通している事ですが、日常生活での”悪化要因”を減らしていくことで施術の効果が高まり、痛みが楽になるのが早くなってきます。

 過食による肥満(コレステロール)、過度の飲酒、過剰なカフェイン類の摂取、運動(ウォーキング)不足、喫煙、などの悪化要因によって血流が阻害され施術による改善が遅れていきます。

Q8. 痛いところは暖めた方が良いのですか?冷やした方が良いのですか?

A8. 打撲、捻挫、肉離れなどの内出血を伴う場合は、受傷後早急に患部を冷やした方が良いです。

 ただ、急性の腰痛、寝ちがいなどの場合は、患部が冷えたために発症する場合があります。その場合は冷やすのは禁忌です。

 ですので、痛みが出ている場合は自分で判断せずに一度ご来院いただき、遠慮なくお尋ねください。患部の状態を確認し、発症状況等をお聞きした上で、一番良いケアの方法をお伝えしていきます。

Q9. マッサージ受けててコリコリして痛気持ちいい所は“スジ”ですか?

A9. おそらく固くなってコリコリしてるところは、おでんのスジ肉のようなものを想像されてるかと思いますが、アキレス腱のような白いスジではなく、じつは赤身の肉と同じ筋肉の部分です。その赤身である筋肉の所が硬くなり血流が悪くなったのがコリコリしたところです。

 ですので、施術することによってコリコリした硬い筋肉は、柔らかい正常な筋肉に戻っていきます。